令和2年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」
厚生労働省から、令和3年3月に高校と中学校を卒業する生徒について、令和2年10月末現在のハローワーク求人における求人・求職・就職内定状況が発表されました。
なお、対象は、学校やハローワークからの職業紹介を希望した生徒のようです。
平成24年以来、高卒の求人数が増加していましたが、今年は9年ぶりに求人数が減少しています。
また、求職者数は平成25年以来、例年徐々に減少していましたが、今年は求人数が減少していることから、進学等に切り替える生徒が多いためか、求人数の減少も若干大きくなっており、その結果、平成24年以来、年々上昇していた求人倍率が減少しています。
しかし、高卒においては、求人倍率がもともと高い水準にあったことから、就職内定率は若干上昇して、昨年並みとなりました。
【高校新卒者】
○ 就職内定率 64.2%で、前年同期比0.2ポイントの上昇
○ 就職内定者数 約9万8千人で、同9.9%の減
○ 求人数 約37万人で、同20.7%の減
○ 求職者数 約15万2千人で、同10.1%の減
○ 求人倍率 2.43倍で、同0.32ポイントの低下
【中学新卒者】
○ 求人数 933人で、前年同期比23.7%の減
○ 求職者数 866人で、同9.2%の減
○ 求人倍率 1.08倍で、同0.20ポイントの低下
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000184815_00009.html