求人倍率1.1倍|一般職業紹介状況(令和3年1月分)が公表されました
厚生労働省より、2021年(令和3年)1月分の一般職業紹介状況が公表されました。
2020年(令和2年)6月以来7か月ぶりに求人倍率(季節調整値)が1.1倍に達しました。
緊急事態宣言の影響が求人には無かったように見えますが、宣言を受けて求職のためにハローワークへ行く人が減ったことが要因のようです。
下記に概要を抜粋しますが、詳細はリンクをご確認ください。 https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000212893_00051.html
(概要)
【ポイント】 ○令和3年1月の有効求人倍率は1.10倍で、前月に比べて0.05ポイント上昇。 ○令和3年1月の新規求人倍率は2.03倍で、前月に比べて0.08ポイント低下。
令和3年1月の数値をみると、有効求人倍率(季節調整値)は1.10倍となり、前月を0.05ポイント上回りました。
・新規求人倍率(季節調整値)は2.03倍となり、前月を0.08ポイント下回りました。
・正社員有効求人倍率(季節調整値)は0.79倍となり、前月を0.02ポイント上回りました。
・1月の有効求人(季節調整値)は前月に比べ3.1%増となり、有効求職者(同)は2.3%減となりました。
・1月の新規求人(原数値)は前年同月と比較すると11.6%減となりました。これを産業別にみると、建設業(11.9%増)で増加となり、宿泊業,飲食サービス業(37.5%減)、生活関連サービス業,娯楽業(26.2%減)、卸売業,小売業(17.2%減)、情報通信業(16.3%減)、学術研究,専門・技術サービス業(12.2%減)などで減少となりました。
都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)をみると、就業地別では、最高は福井県の1.64倍、最低は沖縄県の0.77倍、受理地別では、最高は福井県の1.57倍、最低は沖縄県の0.71倍となりました。