令和2年度大学等卒業予定者の就職内定状況(10月1日現在)
厚生労働省と文部科学省により、令和3年3月大学等卒業予定者の就職内定状況を共同で調査し、令和2年10月1日現在の状況が取りまとめられました。
大学生の就職内定率は69.8%(前年同期比7.0ポイント低下)となっています。
1.就職内定率の概要
● 大学(学部)は69.8%(前年同期比7.0ポイント低下)
● 短期大学は27.1%(同13.5ポイント低下)
● 大学等(大学、短期大学、高等専門学校)全体では67.1%(同7.1ポイント低下)
● 大学等に専修学校(専門課程)を含めると64.8%(同7.9ポイント低下)
※現在のところ、大卒内定率は5年ぶりの低水準となっています。
※内定率の低い短大卒では令和2年は大卒以上に低水準となっています。
※内定率が高い高専卒では令和2年も例年どおりの水準となっています。
ちなみに、私は高専から大学に編入という変った進路を経ています。(どうでもいいか)
2.調査結果の主な概要
【全体の概要】
○ 大学の就職内定率は69.8%(前年同期比7.0ポイント低下)。このうち国公立大学の就職内定率は、71.9%(同7.5ポイント低下)、私立大学は、69.1%(同6.8ポイント低下)。
○ 短期大学の就職内定率は、27.1%(前年同期比13.5ポイント低下)。
○ 高等専門学校及び専修学校(専門課程)の就職内定率は、それぞれ93.8%(前年同期比2.4ポイント低下)、45.5%(同14.9ポイント低下)。
○ 大学等(大学、短期大学、高等専門学校)を合わせた就職内定率は67.1%(前年同期 比7.1ポイント低下)。専修学校(専門課程)を含めると64.8%(同7.9ポイント低下)。
【男女別の概要】
○ 男女別では、男子大学生の就職内定率は68.8%(前年同期比7.3ポイント低下)、女子は70.9%(同6.7ポイント低下)。
また、国公立大学では、男子:70.6%、女子:73.3%、私立大学では、男子:68.3%、女子:70.1%となっている。
【文系・理系別の概要】※大学のみ
○ 文系・理系別では、文系の就職内定率は68.7%(前年同期比7.5ポイント低下)、理系の就職内定率は74.5%(同4.8ポイント低下)となっている。
【地域別の概要】※大学のみ
○ 地域別では、関東地区の就職内定率が最も高く、74.4%(前年同期比6.1ポイント低下)となっている。
調査の詳細はこちらをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000184815_00008.html