「社会保険適用作成アプリ」でのCSVデータの扱い方法
「社会保険適用作成アプリ」は、次にようにしてデータをCSVファイルとして出力することができます。
「届書の作成」⇒「メニュー」タブ⇒「データ出力」
「参照」で出力するファイルの名前を指定⇒「出力開始」
出力したCSVファイルをExcelで開いていると、確かに「社会保険適用作成アプリ」の内容が出力されていることがわかります。
せっかくなので、CSVファイルに算定基礎届用の賃金等を入力してみます。
算定基礎届用の賃金等を入力したCSVファイルを今度は、「社会保険適用作成アプリ」で取り込んでみます。
「届書の作成」⇒「データを取り込む」
賃金等を入力して保存したCSVファイルを指定して、「CSVファイルの取り込み」にチェックに入れて、「OK」をクリックします。
「1行目を項目名とする」にチェックを入れて、「変換実行」をクリックします。
すると、エラーが表示されて取り込みができません!!
なぜかと最初は少々悩みましたが、何ということもありません。
CSVファイルをExcelで開いて保存したため、各セルの先頭にある「0」が消えてしまったため、データの形式が適合しなくなったのが原因です。
Excelでうまく読み込む方法もありますが、面倒なのでCSVファイル編集用専用ソフトを使用することをお勧めします。
ここでは、「Google スプレッドシート」を利用する方法を紹介します。
なお、「Google スプレッドシート 」を利用するためにはGoogleアカウントが必要となります。
まず、次のリンクにアクセスします。
「Googleスプレッドシート」のリンクにアクセスします。
https://www.google.com/intl/ja_jp/sheets/about/
「Google スプレッドシートを使ってみる」をクリックします。
「新しいスプレッドシートを作成」の「空白」をクリックします。
「ファイル」タブの「インポート」をクリックします。
「テキストを数値、日付、数式に変換」のチェックを外し、「区切り文字の種類」で「カンマ」を選択します。
「データをインポート」をクリックします。
先頭の「0」が消えずにインポートされます。
算定基礎届の賃金等を入力します。
入力したファイルを今度はダウンロードします。
「ファイル」タブ⇒「ダウンロード」⇒「Microsoft Excel(.xlsx)」をクリックします。
ダウンロードしたファイルを開くと、今度は先頭の「0」が消えていないことがわかります。
このExcelファイルをcsvファイルで保存します。
このCSVファイルを最初と同じ手順で取り込むと今度は成功します。
開いてみると、算定基礎届用の賃金等が入力されていることがわかります。